施工前
早目の定期点検から外装メンテナンスをご検討になったので、破風・雨どいの裏の汚れ以外は遠目では特に問題はなさそうに見えます。
施工後
アクセントとベースの位置はそのままに、濃淡の差をはっきりさせたことでメリハリができ、どちらも活きました。元のサイディング自体の柄(多色)から単色の塗りつぶしになっても堀の深さが微妙な陰影をつくり、存在感を演出。
屋根
【塗装】
日本ペイント㈱ ファイン4Fベスト
外壁
【塗装】
日本ペイント㈱ パーフェクトトップ
退色と黒いスジ状の汚れが確認できます。
洗浄と下地処理をし、フッ素塗料を塗りました。美観向上だけでなく、風雨・紫外線から大切な屋根を守ります。
棟板金を留めている釘は1年を通し、寒暖の差を繰り返していくことで少しずつ抜け出てきてしまいます。このまま放置しておくとさらに抜けていくことで、留めている力が弱まるので台風などの強風時に棟板金が飛ばされてしまうことがあります。
出てきてしまった釘を戻し、出にくくなるようシーリングで押さえます。必要に応じて釘と釘の間にビスを打つこともあります。「塗装メンテナンス」と言っても、こういったところも対応いたします。
屋根材(化粧スレート)に割れがありました。このままでは割れた断面から雨水を吸ってしまい状態が悪化してしまうので、補修してから塗装します。
左側のケラバと呼ばれる板金部分はケレン作業(下地処理)を行うことで、塗料の密着性を向上させます。仕上がりは一目瞭然です。
上の写真同様、ケラバの側面と棟巴は汚れて曇った感じです。破風板の繋ぎ目のシーリングはひび割れ、板との隙間が空き始めていることが確認できます。
板金部分はピカピカに、シーリングを打ち破風板も塗装しました、新しい塗膜がしっかり保護してくれます。
バルコニーのトップコートを塗布する前にエアコンのダクトカバーを外して集めておきました。手間はかかりますが、こうすることで外壁の塗り残しを最小限にし、ダクトカバーも塗装するので綺麗に仕上がります。
バルコニーのトップコートです。
バルコニーの防水効果の切れは雨漏りにつながってしまいます。美観だけの問題ではないので忘れずメンテナンスしていただきたいです。
現地調査に伺った時は配線の固定具のほとんどが割れてしまっていて、ご覧の通りぷらーんとした状態でした。
割れてしまっている固定具は外し、穴も補修、外壁塗装終了後に新しい固定具で配線を固定し完了です。
どうしても北面など日が当たらない、風の通りが悪いなどの条件により苔が生えてしまいます。雨どいの汚れも気になりますね。
きちんと高圧洗浄をし、サッシ周りやフード周りのシーリング、3工程で塗装完了。まるで新築の様な美しさ。
エアコンのダクトカバー、普通はこの状態です。ダクトカバーの色は数種類ありますが、外壁の色にピッタリとはいきませんね。
外壁塗装の際に外壁の色に合わせて塗ることで目立たなくなりスッキリ。
コンクリート部分も意外と汚れています。
高圧洗浄の際にこちらも洗浄、キレイになって気持ちいいですね。